ウェットクリーニング最前線セミナー

あなたのかかりつけのクリーニング師
洗濯屋たっちゃんです。

昨日は東京まで行って、ウェットクリーニングの最前線のお話を聞いてきました。

イトキンの部長さんのお話から、パナソニックの方のおうちクリーニングや家庭洗濯機のお話。そして、現在ウェットクリーニング割合を80%以上にしているクリーニング店の社長のお話。

これからの私にとても直結するようなお話でとても参考になりました。

これからの洗濯表示には、ウェットクリーニングのマークが追加されます。

ウェットクリーニングはなんぞやという話になるわけです…
ドライクリーニングと水洗いの違いからお話しないといけない事になると思いますが、検索してもらうとたくさん情報が出てきますのでここでは割愛します。

簡単に言うと、家では洗えない=水洗いが出来ない。もしくわ、洗えてもアイロンかけが難しい=元通りに復元出来ない。などあると思います。

ドライクリーニングしか出来ない品物を、出来るだけ風合いを崩さず水洗いする事を、業界ではウェットクリーニングと呼んでいます。
メリットとしては、ドライクリーニングで落としきれない汗などの、水に溶ける汚れしみを綺麗にする事です。
それなら、洗濯機に入れて水洗いすればいいじゃないと思った方、乱暴に扱うと縮みや型崩れ色出などの弊害が起こるのです。
こんな事にならないように、その品物に合わせて、洗剤や水の温度や量を見極めて、優しく洗って仕上げるのです。
この様にとてもコストと手間がかかるのが、ウェットクリーニングです。

クリーニング屋さんにとっては、
手間がかかる=量産が出来ない。
これが悩みどころでした。だから、別料金になったりして料金が高くなる傾向があります。

その問題だけではありませんが、いろいろと研究されて、ある程度の品質まで洗い上がるウェットクリーニングシステムが出来上がってきました。洗剤メーカーと機械メーカーがタッグを組み、試行錯誤を繰り返したそうです。

まだまだ進化していくと思います。


有機溶剤を使ったドライクリーニング。とっても、画期的なクリーニングです。ですが、大気汚染や地下汚染。環境問題もあります。これから、もっともっと規制が厳しくなっていくとも聞きました。

いろいろと時代が変わっていきます。

ウェットクリーニングの品質を上げ
皆様のお役に立てる様に腕を磨いていきます。

そして、今日ウェットクリーニングに力を入れている野崎サービスコーポレーション クリーニングビギンの工場を視察させていただきました。

ウェットクリーニング談義に花が咲き盛り上がりました。
まだまだ課題も多いですが、これからどんどん洗剤も機械も繊維も開発されて進化していくと思います。

私がこれから歩もうとしている方向は間違っていないかなと思えた。そんな時間でもありました。

ウェットクリーニング専門店!
9月5日オープンです。
皆様よろしくお願い申し上げます。

ファッションクリーニング Suzuki.
代表  鈴木 龍也

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