色かけ


染み抜きお願いします。と、持ち込まれた品物を検品していると、染みというより脱色しているものも結構あります。

私にとって、色かけはとても難しい作業になります。
生地によって適している染料も違います。
色を合わせる、合わせた染料を筆などで部分てきに染める。

今回のは何かが付着してスポッと色が抜けた状態でした。


最近SNS等でも話題になった、何色に見える?というのが話題になりましたね。
人によって見え方が違ったり、見える色の種類の数に違いがあったりします。こんな事、最近知りました。

そして、先日カラーセラピーを受けたました。
カラーの基礎知識を教えて頂いた時に、色合わせのヒントになる様な話にもなりました。
それが良かったのか、今回の色かけは、快心の一撃となりました。
まだまだ、色かけは大変です。
だから、普段は染み抜きしていても地色を抜かない様に気をつけて染み抜きを行います。

ただ、どうしても染みが落ちない場合は、地色も抜けるけど強い薬品を使って染みを落とす事もあります。

その時は、お客様と出来上がりの予測を伝えながら、無理をせずある程度で辞めるか?もう少し進めるか?相談します。

だいたい、1メートル程離れて目立たない状態であればオッケーという事をご了承頂いております。

今回はほとんどわからなくなりました。

染みは時間が経過すればする程落ちにくくなりますので、染みに気付いたら早目に、染み抜き専門店にご相談する事をお勧めします。

綺麗に染みを落とすには、順序もありますので、あわてて自分で洗ったり、おしぼりでこすったりはしないで下さいね。すぐ、水につけてゴシゴシやってしまうと落ちにくくなる事があります。

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